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新しい発想で心の問題を考える株式会社ミュゼ・アルディ

パワハラ対策harassment

パワハラが発生しやすい環境


一般的に「パワハラ」と呼ばれるパワー・ハラスメント。職場の上司(上席・上長)など権限を持つ立場の人間
が部下(立場の弱い者)に対して無理を強要したり、私生活へ介入したり、人権侵害などの嫌がらせを繰り返し
行う状態を指します。(パワハラは和製英語で、英語圏では単にハラスメントなどと呼ばれます)

     

特に最近では、少ない人手で多くの業務をカバーすることが増加してきました。たとえば、駅の係員や外食産業
の従業員などです。しかし、このような状況にもかかわらず、部下をイジメてうつなどの症状に追い込む上司は
後を絶ちません。自分自身にも過大なストレスが生じると、人は誰もが「他に転嫁する」ことを考えます。一種
の防衛反応とでもいうのでしょうか。

パワハラには多くのパターンがあります。


★圧力型:自分のスタイルを押し付ける

★否定型:稟議などを理由もいわず飛行機にしてゴミ箱に

★妨害型:仕事に集中させない

★破壊型:全員の前で怒鳴り、尊厳を失わせる

★無視型:一切口をきかず精神的に追い込む



最近では「無視」も多くなっています。何かしていれば訴訟対象になりますが、口をきいていないだけなら何と
か逃がおおせるとでも考えるのでしょうか。実際、
気に食わない部下を追い込むには「無視する」ことが効果的
です。

人間は、うまくコミュニケーションをとることで、仕事でのストレスを軽減する働きを持っているのですが、そ
の言葉の部分を取り上げられると、強烈なストレスにさらされます。これ見よがしにほかの人間とは談笑するこ
とで、さらに対象者の孤立感・孤独感を高めて生きます。無視されないようさまざまな対策を講じましょう。

ミュゼでは、弁護士等が対応する場合を除いて、幅広くご相談を承っています。お気軽にお問い合わせください。
ひとりひとり環境が違いますので、状態に合わせて一緒に考えていきたいと思います。

 

パワハラにあいやすいアダルトチルドレン・発達障害の方


一般的なパワハラは上記の通りですが、同じような状況でも当事者がアダルトチルドレンや発達障害(ADHD・
アスペルガーなど)の場合はもっと複雑だといえます。

まず第一に、それらの症状がある方はおおむねコミュニケーションが苦手で、とっさの動きも鈍い傾向がありま
す。最初は丁寧に教えていた上司や先輩も次第に愛想をつかすようになり、逆に「嫌悪感」が出ることも。メン
タルヘルスの知識が少ない上司の場合は気持ちだけが先走ってしまう場合も多く、結果として激しい怒りが発生
して対象者に向かいます。

職場での「パワハラかそうでないか」という基準は難しいですが、単に当事者が「パワハラだ」と思うかどうか
だけでは問題解決にはならないと思います。


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