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新しい発想で心の問題を考える株式会社ミュゼ・アルディ

アダルトチルドレンと依存症AC-ADDICTION

依存症と共依存・アダルトチルドレン

両親(母親が多い)による子供への精神的な圧迫や干渉が続くと、子供は自分で主体的に物事を決めることが困難になり、誰かに自分の行動を決めてもらわないと思考機能が停止する傾向が発生する場合があります。また、親の側からすると、自分の身の回りの面倒を見てくれ、何でも言うことを聞いてくれる子供に思考や感情を向け、やがて依存していきます。これを共依存と呼びます。発達障害やアダルトチルドレンとの複合も多く見受けられます。


この状態で年月が経過すると、親と子(自分と他人)の境界が曖昧となり、子供らしい感情を育てることができないまま、親の気持ちを満たすことばかりを優先するようになってしまいます。この環境下で、自分らしさをもたないまま大人になってしまった方を、アメリカのケースワーワーやソーシャルワーカーがアダルトチルドレン(AC)と称するようになりました。

     
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アダルトチルドレンという単語は病名ではありませんが、カウンセリングやこころの問題を考える場合には発達障害とや依存症と並行して考える必要があります。


主なアダルトチルドレン(AC)の特徴は以下の通りです。


○自分らしさを抑えて、「期待されている自分」を演じてしまう

自分が周囲から何を期待されているのか察知する勘が鋭く、その期待を察知するとすぐに自分の個人的な欲求を他に追いやり、期待通りに生きる努力をする。

本来の自分がよく分からなくなっているため、演じている自分にふさわしい配偶者(パートナー)を選ぶ傾向があります。毎日一緒にいる異性に、本質とは違う自分を見せるわけですから、結婚後破綻する場合も多くなることはご理解いただけると思います。


○周囲の期待に過度に合わせようとする

周囲の期待を察知した後に、その期待に応えるべく自分の気持ちを過度に抑制し、辛くても我慢をして、周囲に合わせようとする状態です。


○甘えと愛情、依存、しがみつき等の区別がつかない

アダルトチルドレン(AC)やADHDの方でこの問題を抱えるケースは非常に多く、異性が好きになると異常に接近してしまい、適切な距離感がつかめず嫌われたり、依存になってしまう状態です。

恋愛状態になると、恋人に全てを合わせる傾向(依存)になり、自分のペースを確保できなくなります。嫌われてしまうのではという不安や妄想が大きくなってしまうので、結果として苦しくなり、自から別れを切り出す方も多いようです。


○友人関係や恋愛において、いつも自分にふさわしくない相手を選んでしまう

友人や恋人がそのまま依存先または被依存先になってしまうため、相応しくない恋愛パートナーを選択する原因のひとつにもなっているようです。(だめんず)

境界性パーソナリティ障害などDVやモラルハラスメントの傾向を持つ方、あるいは自己中心性の非常に強い方をパートナーに選択する傾向があります。


○楽しむこと、遊ぶことがうまくできな

遊ぶ時も周囲の様子を伺いながら適切な役割を担おうとする癖があります。「あなたの幸せは」と聞かれると困惑してしまう方も多く、常に自分の楽しみは無し(または後回し)にしてしまい、娯楽の場でも添乗員さんのようにふるまってしまいます。


○他人からの承認を必要とする

小さい時から自分に影響を与える存在(両親・祖父母など)に対して承認(許し)を得る癖がついてしまっているので、どうしても、承認を得ないと行動できない傾向にあります。


○自立的な判断と思考の欠如

アダルトチルドレン(AC)の傾向にある方は自分自身の意思で何かを決めることが苦手で、常に判断をする時に参考になる指針や周囲の人の期待値を確認しようとする傾向があります。「お母さんが今日は早く帰ってきてと言ってるから」など結論は言わない場合が多くなります。


○被害妄想を持つことがある

 常に論知的思考で適切な判断をすることを自分に課している方が多いので、つい、その思考が行き過ぎてしまい、まだ、何も問題になっていないのに、自分の努力が足りないという理由で、きっと上手く行かないと悪い方に考える傾向があります。現実問題だけでなく、空想上の問題が発生(妄想)することも多いです。


○無力感を訴え、心身症に陥りやすい 

アダルトチルドレン(AC)の癖があってご自身を抑える癖がある方は、抑えすぎて自分の本音が分からなくなっ
ていますが、さらに「楽しさ」がどのようなものかわからない傾向にあります。その結果としてうつなどにかかりやすくなってしまいます。
 

クロスアディクションと発達障害

身体的にも、たとえば腰痛とガンなどのように、表面的には違う症状なのに同時発生するケースがあります。依存の場合も同様で、人によっては2つ以上の依存を合併することがあり、これがクロスアディクションと呼ばれます。それらのケースでは、1つの依存を抑制したために、新たな別の対象に依存し始める場合も。

例を挙げると、アルコールを断っていたら、イライラしてパチンコに通うようになってしまった・セックスに依存するようになってしまったなどです。ほかにも他の精神疾患・障害との合併が多く報告されるものもあります。アメリカでの研究結果によると、アルコール依存症とうつ病の合併率は40%、アルコール依存症と双極性障害(躁うつ病)の合併率は30%程度あるそうです。



これらが一般的にいわれている依存症の概要ですが、当相談室では、多くの場合これらの原因として(病名がつく・つかないは別にして)発達障害やアダルトチルドレンが含まれます。

もともと(生まれつき)感情能力が弱かったり、幼いころの虐待で脳の一部が発達しなくなったという傾向ですが、虐待によるものは両親はほとんど説明しないですし、また虐待という認識がない場合が大半です。


これらの状況は、文書での説明は限界がありますので、興味をお持ちの方は一度面談にお越しください。

 
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