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新しい発想で心の問題を考える株式会社ミュゼ・アルディ

アダルトチルドレンと成育歴life history

誰にでもありうるアダルトチルドレン

私は<幸せな家庭で育ったアダルトチルドレン>でした。


アダルトチルドレンは、一般的には「親の愛情不足等の機能不全家庭で育ったために、成人してもその影響が残
ってしまっている方」ですが、だからといって、子供時代に明らかな暴力や虐待を受けた方だとは限りません。

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自分が子供のころの過程を思い出してみてください。

周囲から「幸せな家庭」と思われていたとしても、今思い出して納得できた場合でも、子供時代の自分が傷つい
てしまったのなら、また、傷つかなかった場合でも、そのせいで成人してから生き辛くなってしまうと(たとえ
ば、甘やかされすぎた場合など)はアダルトチルドレンになり得ます。

一般的には恵まれた子供時代だったとしても、そのために生きづらくなる(スキルを習得できていない)ことは
よくあることです。極端な言い方をすれば、アダルトチルドレンでない方などいないといっても良いくらいです。

大事なのは、どんな親子関係だったか以上に、子供時代に親に対してどんな気持ちを抱いていたかです。子供時
代に言えなかったこと、確かめられなかった疑問、求めていたのに満たされなかった気持ち、親から十分に愛情
を注がれ、自分もその愛情を感じていたのかという点が重要です。

また、それと並行して、果たして親が「理解して対応してくれていたか」という点がとても大切です。なぜか頑
張っても100点でなければ褒められなかった、優しい気持ちを届けて喜んでほしい時に無視された、いつも早
く早くとせかされてい。、気持ちを訴えた場合でも、なぜかはぐらかされた。そんな経験のある方も多いという
事実があるのに、親は「精一杯愛情を注いだ」と本気で思っているケースも本当に多いです。

子供時代には、傷ついた気持ちを鎮めるため、諦めるという形で心の奥底にしまい込む以外に方法がなかったの
かもしれません。でも、今なら立ち向かえそうです。発達障害の可能性を含めてもう一度自分の歴史を振り返っ
てみましょう。

インナーチャイルドセラピーだけでは、自分の心を安心させることは難しいのです。成育歴と向き合い、自分が
なぜ自分をアダルトチルドレンだと思うのかを一緒に見つめることが大切です。


(他のカウンセリングルームで発達障害をACと決めつけられた方はぜひ一度お越しください)